批判を上手に受けとめる

自分らしく生きるための道具箱
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「ドッカン・オロロ・ネッチーのアサーティブ★トレーニング」

第5場 批判を上手に受けとめる

  • 言いわけしないで、まずよく聞く。弁解からはじめると、相手は「聞いてもらっていない」と感じて批判を強くする可能性あり。
  • 批判されると、グッと言葉につまり緊張する。こんなとき「痛いところを突かれたなぁ」「そう言われるとつらい……」など、ひとこと気持ちを口にすると緊張がほぐれて楽になる。
  • 相手の批判は「人間そのもの」への攻撃や否定ではなく、あくまで「行動や態度」への意見。自分でも気づかなかったことを教えてくれるかもしれない。
  • 相手の意見を受け入れるか、違うと判断するか。どうするか決めるのは自分自身。なにか違うと思ったら確かめればよい。
  • わざと傷つけるような言葉は拒否する権利がある。人間そのものをけなすような言葉に対しては「そんなことは言われたくない」「私はそうは思いません」と拒否してよい。

「ドッカン・オロロ・ネッチーのアサーティブ★トレーニング」では、(1)自分の気持ちを伝えるかわりに相手を責める「ドッカン」タイプ、(2)思っていることを言葉で相手に伝えられない「オロロ」タイプ、(3)気持ちをストレートに伝えず相手にイヤミや皮肉を言う「ネッチー」タイプ、このような3タイプのコミュニケーションがいろんな場面で引き起こしがちな問題を題材に、それぞれのタイプごとに必要なコミュニケーション・スキルをおしえてくれます。

これまで四つの場面でのアサーティブ・トレーニングを体験したわけですが、それらの場面では「ドッカン」「オロロ」「ネッチー」の3タイプのすべてが「自分にもこんなところがあるよなぁ」と思わせるものでした。でも、今回の「第5場 批判を上手に受けとめる」については、そのヒトの性格によって批判を受けた相手に対するリアクションのタイプがはっきりわかれるような気がしました。ときどき「はてなダイアリー」のコメント欄などで展開されている「議論」をみても、相手から批判を受けたときのコミュニケーションにその人の性格のようなものがにじみでている気がいたします……。

批判を受けた場面で、わたしが「ドッカン」タイプになることはないと思います。じゃあ「オロロ」なのか「ネッチー」なのか? それについては、このダイアリーに書かれた文章から読み取っていただければ幸いです。