すっきりきっぱりNOと言うコツ
自分らしく生きるための道具箱
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「ドッカン・オロロ・ネッチーのアサーティブ★トレーニング」
- 第4場 すっきりきっぱりNOと言うコツ
- 気が進まないのに断われない関係が続くと、その人とのつきあいが重荷になる。だからイヤなことにNOと言うのは、自分と相手を大切にする基本。
- 気が進まない理由だけをいくら述べても、断わる意志は伝わらない。「○○だから……」でなく「○○だから、できない」と最後まで言い切れば、きちんとメッセージが伝わる。
- はやく「NO」と言ってしまう。いろいろ理由をつけていると、相手に期待をもたせたり混乱させてしまい、相手にもいやな感じが残る。
- 相手の言葉に思わず目をそらせたり体が固くなったら、それは「イヤだ」という体のサイン。そんなときは「わたしはNOと感じている」と心で納得しよう。
- YESかNOかが決められないとき、その場ですぐに答えを出す必要はない。「もう少し待って」や「もっとくわしく教えて」と言えばよい。
はっきり「NO」と言わなかったために、あとで余計な問題をひきおこしてしまうことがある。周囲に迷惑をかけてしまうという問題、それから「どうしてあのとき断われなかったのか」と罪悪感をかかえてしまうという問題……わたしがこのような問題をかかえてしまうのは、「自分と相手を大切にする」や「きちんとメッセージを伝える」といったコミュニケーションがうまくできていないから、ということをアサーティブ・トレーニングは教えてくれます。