合宿による自立支援:文部科学省の自立支援事業(2)

「引きこもり」初の対策、集団合宿で自立を支援(『産経新聞』2004-8-13)
http://www.sankei.co.jp/news/040813/morning/13pol002.htm

増加する「引きこもり」や「不登校」のような社会とのかかわりを持てない若者を対象に、文部科学省は、一カ月間の集団合宿による社会体験の場を提供する自立支援事業を来年度から実施する方針を固めた。同省が引きこもり対策に乗り出すのは初めて。就労やボランティア活動を体験することで勤労意欲を引き出し、人間関係を築いてもらうことが目的。

 同省によると、小中学生、高校生以上と年齢別のプログラムを全国二十−三十カ所のモデル地区で行う。高校生以上の引きこもりの若者を対象にした「青年長期社会体験事業」では、各地の「青年の家」で約一カ月の合宿を行い、福祉作業所や受け入れ企業での就労とボランティア活動を体験。集団生活の中で社会経験を積むことにより、引きこもり脱出と将来の就職につなげる。

文部科学省つながりでメモ。合宿による自立支援では、ほかにも厚生労働省による「若者自立塾」が実施される方針です。

以下、「若者自立塾」関連のリンク。