ネット上で自立支援:文部科学省の自立支援事業(1)

引きこもりに悩む若者、ネットで自立支援(『読売新聞』2004-8-13)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040813i301.htm

 文部科学省は来年度、フリーターや引きこもりの若者の自立を促すために、「草の根eラーニング」と名付けたネット上での人材育成支援に乗り出す方針を固めた。関係省庁で進める「若者自立・挑戦プラン」の一環で、大学、専門学校や企業の協力を得て、「ジョブカフェ」や「ヤングハローワーク」などを拠点に、全国5か所でモデル事業を始める。

 計画では、企業の研修システムや大学、専門学校の講義を、15分ほどの番組にして、若者が自宅のパソコンや携帯電話で受講できるようにする。番組内容は、面接や職場での人付き合い、提案説明技術などのコミュニケーション能力向上に関するものや、業種別の職業紹介、地場産業の紹介など、さまざまな関心に応えられる内容を想定している。

とりあえずメモ。「フリーターは全国に200万人いるとされ、引きこもりも40万人に上ると見られているが、文科省は、こうした若者がパソコンには慣れていることに着目」、その結果が「eラーニング」のようです。

この記事の後半部に書かれている、

下敷きになったのは、英国で成功しているネット教育事業、「ラーン・ダイレクト」。同国では昨年、100万人の利用者があり、全国2000か所に学習センターが置かれているという。

これも気になるのでメモ。