ひきこもりから大相撲へ

“引きこもり”に決別…20歳小林、錦戸部屋に入門(読売新聞、2004-09-15)
http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20040915ie03.htm

 愛知県安城市出身の小林は、自他共に認める「引きこもり、不登校」の子供だった。入学した定時制高校にもなじめず、すぐに退学。外との接触を拒絶する生活を過ごし、無為に年月だけが過ぎた。

 そんな自分を変えたい、との思いは以前からあった。20歳を迎えるにあたり、昨年冬、ひとつの決心をした。現役時代ファンだった錦戸親方(元関脇水戸泉)に、「自分は体が小さいけど、部屋に置いてもらえませんか」と手紙を書き、入門を志願した。

大相撲:新弟子検査 受検の6人全員パス(毎日新聞、2004-09-02)
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/battle/news/20040903k0000m050017000c.html

「小学校から不登校だった」という小林は、高校を1年で中退。しかし20歳の今年、一念発起。ファンで著書も読んだ錦戸親方(元関脇水戸泉)に入門希望の手紙を書いた。170センチ・87キロと小柄な小林は「自発的に物事に取り組めるようになり、成長できたかなと思う」と話すが、部屋のマネジャーで元十両梅の里の小泉昭二さんは「15歳の子と比べ、年齢のハンディがある」と厳しい。小林は「やっと入れたのだから、猛げいこにも負けない」と気勢を上げた。

当ブログは錦戸部屋に入門した小林さんを応援しています。