当事者の矛盾する意思

ひきこもり雑感(「憂鬱な喫茶店(支店)」2004-12-29)のコメント欄より
http://d.hatena.ne.jp/./cafe_noir/20041229#c

# about-h 『ひきこもりの大多数は現在の自分の状況が良くないと認識していつつも、外に出たくないと思っているのだから、本人に統一的な意志があるということにやはり疑問を持たざるを得ない。外部にいる人間にとってはどちらを優先すれば良いのかという選択がまずここであります。外部の人間はひきこもりはダメだと思っていることが多いので、出ろ出ろと言ってしまう。これが暴力的に現れているのが長田百合子。斎藤は出来る範囲で少しずつ外に出ようという立場なので、本人の出たくないという気持ちに妥協をさせつつ、今の状況じゃダメだという本人の希望に沿ってる形になる。当事者の意思に矛盾するものが混在しているのが問題をややこしくしているのだと思います。』

このコメントだけでなくご本人のダイアリーでも id:about-h さんは議論の整理がうまいなぁとおもう。