皇太子妃が「適応障害」の診断を受けたと宮内庁発表

毎日新聞、2004年7月30日
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/koushitsu/news/20040730k0000e040099000c.html

 皇太子妃雅子さまの病状に関し、宮内庁の林田英樹東宮大夫は30日の定例会見で、医師団から「適応障害」と診断を受けたと発表した。不安や抑うつ気分が現れ、公務を行うのが困難な状態というが、徐々に回復の兆候がみられるとした。雅子さまの詳しい診断結果が公表されるのは初めて。
(中略)
 同庁は6月に国内の代表的な医師を加えて医師団を整備。不安要因を減らす「環境調整」と医師と話すことを通じて問題解決を図る「精神療法」を治療の中心とし、薬物療法を併用しているという。

いつごろから症状がつづいているのか不明ですが、DSM-IVに記載されている別のタイプの第I軸障害に該当する可能性も否定できないような。この宮内庁発表をきっかけに「適応障害」の患者数が急激に増えたりして……。

個人的には「国内の代表的な医師」が誰なのか気になります*1。ちなみに宮内庁病院に精神科はありません。

*1:Yahoo!ニュースでは「国内の最高峰の医師を加えて医師団を整備」と表現が変化している。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040730-00000059-mai-soci